あまり見た目が変わらない鉛筆と色鉛筆ですが、鉛筆に比べて色鉛筆は折れやすいと思うことはありませんか。
その大きな違いは芯の材料と作り方にあります。
通常鉛筆は黒鉛と粘土を混ぜたものを成型し、焼き固めて芯が作られていますが、色鉛筆の場合は絵具の主成分となる顔料を粉末にしたものを水や油など加えて練りこんだものを乾燥して作っています。その違いから色鉛筆は鉛筆に比べて折れやすく、芯の太さも鉛筆に比べて大きく、軸の形は力が均一になるように円柱状に作られているのです。(一部のメーカーでは折れにくい加工や持ちやすいように6角形3角形のものもあります。)
なので色鉛筆を鉛筆のように尖らせて使う時、芯の強度の違いで鉛筆と同じように力を加えると先端はとても折れやすいので気をつけましょう。
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